チャングムの誓い(大長今)でチャングムが中宗の主治医になったとしているソースの部分です。

中宗大王実録第一百五、中宗三十九年(1544)十月(10月26日)が元ネタです。
なお、中宗が無くなったのは同年11月14日です。

チャングムの誓い(大長今)は事実がほとんど無いフィクション
中宗期議政府官人変遷表

cf)中宗大王実録 長今の出てくる部分(全部)

チャングム
この部分を「余の体のことは女医(=長今のこと)が知っている」と訳しているわけですが、「予の証しは女医之を知る」ですね。前後の文脈を見ると証し=体調と言う意味で使っている様ですが、註で長今なんたらと書いてあるだけですね。
中宗はご病気の様で、内医院提調・医官・医女がせわしなく動いています。どうやら便通が悪かったようですが

ここにもでてきますね。
チャングム
中宗にお薬も出しています。
チャングム
チャングム
人参や小柴胡湯など見慣れた薬も出てきますがやっぱり極めつけは「野人乾水」(人糞の薬)でしょう。
えーっとドラマでは出ましたっけ?この薬?歴史ドラマなら史実通り処方しないと駄目でしょうね。

まぁ前後の文章を良く読むと主治医は朴世舉と言う内医院の医官の様ですね。入診と言う単語が一番多く出てきます。女医の役割は看護士の様なものだったと思われます。


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